Book Cafe

洋書の多読で英語に親しむ♪

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The Great Blue Yonder 

The Great Blue Yonder
作:Alex Shearer

少年Harryは、その日お姉ちゃんEggyと大喧嘩をした。
「僕が死んだら後悔するぞ!」
「後悔?フン、むしろせいせいするわ!」
そして、自転車で飛び出したHarryは本当に死んでしまった -自動車事故で。

気がつけばHarryは"Other lands"と呼ばれる場所にいた。死ぬことに未練のある人間がうろうろしている場所だった。未練がなければそのままGreat Blue Yonderという場所に行ける。Harryは遣り残したことを遂げて、Great Blue Yonderには行くために下界に戻る。姉に謝るために、さよならを言うために。

最初は理屈っぽいHarryの一人称で語られる文章に慣れずに、なかなかテンポよく読み進めることができませんでしたが、ラストは本当に喉がキューっと痛くなるほど泣けました。

感動シーンはラストだけではありません。作者は所々で生きることの貴重さをHarryに気づかせる形で読者に語りかけています。普段の生活では気づかない、けれども肉体を失って初めて気づく”触れられることの貴重さ”など。本当に切ないです。

死んだ人間が下界に戻ってくるという設定はいろいろな小説や映画で見られますが、その中でも私は大島弓子さん(漫画家)の「四月怪談」が好きなので、その一部を引用します。

「なにを見ても/なにをしても/奇妙に新鮮に感じるし/見なれた町なみを見てもうれしい~略~夏がきたら海にもいこう/むぎわらかむって森にいこう/草をふむ音がするだろう」(大島弓子「四月会談」P.177, 178)

このHarryの物語にも、根底にはこのようなテーマが潜んでいると思います。

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この記事に対するコメント

気になる本です~。

有希さん、こんにちは!
この本ずっと気になっているのですが、
あらすじを読んだだけで、あまりにせつなくて、
手が出せないんですよ~。
有希さんの紹介されているのを読んでもう既に泣きそうだったり…。
「四月怪談」…ちょっと気になってみたりして(笑)

URL | ゴンティ #-

2005/12/05 21:07 * 編集 *

切ないけど

ゴンティさん、こんにちは♪
この本、切ないけれど優しさに満ち溢れているため
読了感は後味のよいものになっています。
なので、どうぞ読んでみてくださいね。
ちなみに四月怪談は、文庫版で出ています^^
(70年代あたりの少女漫画です)

URL | 有希 #m6pSOb.I

2005/12/06 12:25 * 編集 *

ああ~良かった♪

由希さん♪
聞けて良かったです。
そうじゃなければ、とても読めそうになかったのです~。
今度私も手にとってみようと思えました♪
ありがとうございました☆

URL | ゴンティ #-

2005/12/08 18:32 * 編集 *

ああーーー

有希さん、ごめんなさい。。。
お名前が…。
大変失礼致しました。。。

URL | ゴンティ #-

2005/12/08 18:34 * 編集 *

ゴンティさん、こんにちは!
とってもよいお話なので、ぜひ読んでみてくださいね。ゴンティさんの感想楽しみにしてます。あ、でも今はロマンスものにはまってるのかしら??ふ・ふ・ふ~
名前はどうぞ気にせずに~。(私もよくやります^^;)

URL | 有希 #m6pSOb.I

2005/12/09 16:39 * 編集 *

実は…

こんにちは、有希さん♪
実は、、由希は、ゴンティ自分の名前でした(笑!!!)

URL | ゴンティ #-

2005/12/10 00:14 * 編集 *

え~っ

うわーうわーそれはすごい奇遇!私も名前もローマ字にするとyukiなんです。幼い頃読んだ本のラインナップも同じなら、名前も同じなんですね~。なんだか嬉しいです^^

URL | 有希 #m6pSOb.I

2005/12/10 18:34 * 編集 *

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